super shy
私の全てがポップスの歌詞に回収される/とっておきのがらくたを集めていたはずなのに/セックスの時は必ず音楽を止めて/殆どの場合、必然でない二人が一緒に居る/こんなに眠いと本当のことなんて私にも判らない/時々、生活VS私VS恋に思える、不可分のくせに/心が心に総動員で幻を見せる/その其々に私まだ名前をつけられない/たった二文字で死んでもいいと思えるのに、私のハイツの名前を覚えていないだけで悲しくなった/こんな壊れものを持たせるには彼は無垢すぎる/こうして只管に具合の悪いことばかり考えるのは、また春が来るからで/汗ばんで振り解いた手の透明の粒どちらのか分からなかった
当日
君の顔をべたべた触るのはどれだけ大事なこともすぐ忘れてしまうから
時間が無色なのは苦しい もしもあざやかに色がついていたら、私はとっくにぺたんこに死んでいるだろうけど
欲しいならあげようかって、くれるな、呪われるのが嫌ならくれるなと思って咄嗟に断った
乳白色の時間は溶けるのが早くて早くて、宛らバターのようだ
誰が君にそんな裸の言葉を吐かせたの
何気ない拒絶をどうか恥じらいだと信じさせて
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嘘が本当になる瞬間
不随意であり救いであり呪いであり佞である
ゴーグル
ブルーでいる時間の長さには人より自信があるんですけど
例えばsickufoのshe's so blueを、私のこと思ってきいてくれる人はいないのだろう
私のブルーは人には見えにくくて、むしろオレンジや赤なんかに見えてるだろうな
それはそれでかっこいいのかもしれない
私にしか見えないブルーがあるのはすばらしく大切で、静かで、寂しいことに思えますよ
肌色の襞
自分の身体は、風呂は、酒はいいものですね
久しぶりに鏡の前で裸になりました
真っ白のファンデーションをつけても身体とおんなじ色、コンパクトにおさまった胴体はいつ見てもお気に入りです
私は今、過去の過ちに心を遣っていました
私の所為で君が笑っていても泣いていても、どちらにせよおんなじことです
私は誤ったのです、己のための贖罪は贖罪と言えません
いつも今この瞬間のことしかほんとうに思えなくて、此処にあるのは狭すぎる浴槽、肌荒れ、かすかな苛立ちだけです
誰もいない
罪悪は、数十センチ上にぼんやりと浮かんでいます
私の言ったこと、ずっと覚えていてね
誰も悪くないなんてあり得ないのだから
当てつけの大好きなひと、ごめんね
言動の全てがこのほしを一周して私の元へ、酷く変形してかえってきますように
風が吹くだけで怯えているのに
さようなら今日の私、また会う日まで
肺胞
私まだ若いから酒の全能感やめられない
また碌でもない冬を過ごすの?
夏で懲りたんじゃあないの
私の人生の、つまり情動の全ては化学と神経反応だけで成り立っていた
だから何?神様の作った機械として実験を全ういたします
私の一番の女神(もう死んで了った)がね
全能の時代に仰っていました
「もしも愛なんて呼んでいなくて信号と云う解答であなたを誘い出しても変わらないかな」
私は在り来りな詰まらない下らない女であること誇りに思います
吐瀉物の化石よ
気狂ったあなたにも屹度其れは宝石に見えるでしょう