2023-01-01から1年間の記事一覧

刺繍

託すことの眩しさよ 私たち咲きましょう 足もつれたのち、もうすぐ咲きましょう 日差しの元、愁うことなく 睫毛に憩う愛しさを、余すことなく見つめたい 時に、見えない糸を伝わせ 暗がりの窓を穿ち 涙流し込む夜も許してほしい 甘えてほしい あなたの中心に…

憔悴、許容回数ゆうに超えて再生 あなたが蠢いて崩れよう

呪いでありお守り 踏まれても枯れない雑草の名前をつけられました 庭には皮肉にも皮肉にも花が咲く

例えば、自身の過ちを過去形で話そうとしたのを現在形に言い直すみたいに、自らを苛めるような誠意がいつか実を結ぶとしたら、その時にはどうか自分にも他者にも寛容な人間で在りたい

ちょっとだけ、端っこだけ汚しておきたいの 私完璧にできないから先にバツつけといてもらうの

勝ち戦

あなた、あなた、といってもそれは貴方への眼差しじゃない、貴方を見ている私への眼差しだ。だから、詩だけはどこまで行っても私のものだ。

芸術は破壊と創造の螺旋の上にあるべきだが、私にはもう自分自身と永遠に答え合わせするための解説でしかない。鑑賞は感傷となり、生を失った。

今日のよすが

古本屋に来た。 本屋は物と情報の量でパニックになるから嫌いだけど今から喫茶店で読む本を調達しないといけない。 辛い気持ち、それも女にしか分からない気持ちの筈だから、女が書いた、とびきり寂しい本がいい。 だけど私は作家を知らない。とりあえず聞い…

色々考えるって教えてくれたね 何を考えてるの 私のどこを好きになったのか知らないが、私は幸せにしてあげたいし一緒に幸せになりたいよ、折角出会ったのだよ、歪で痛々しくて触れづらいところこそ撫でてあげたいよ、撫でられないでどうする

今目の前にあるものしか覚えられないから、あとから幸せを再生するのが本当に下手で、だから約束をし続けないと、次という今を約束してくれないと、楽しかったあの時も昨日も全部夢のように感じて信じられない あなたの前で惨めな女にならないため、一人の夜…

真実とか答えがあるみたいに思ってるんだね

このまま捻くれてものを考え続けても調子が悪くなっていくだけだから、20代半ばは何も考えず快楽に従って生きていこうと思う そしたらまた勝手にものを考えるようになって、その時には幾分気が楽になってるかもしれないから (何も考えず生きるなんて不可能…

このネックレス、ハート型の鍵穴もついてたのになくしてしまった 基本的に最低最悪なんだけど、たまに全能感に満たされる時がある つまり、私はとっておきの鍵を持ってるんじゃないかって でもそれを差し込む鍵穴がそもそも存在してなかったとしたら?と思う…

愛してくれれば私も好きだわ なんだけど、愛してくれると思ったらそれは貴方の持つ愛が反射しているだけだった

何を思っているかより、それをどう出力してるかを見ててほしい あくまで表面を どんな見せ方が好きかを見ててほしいすね 人に対して味する味せん飽きる飽きひんという言葉を用いていることが、できるだけ誰にもバレないように生きていこう そしてその考え自…

人生むちゃくちゃ大学

誰のせいでもなくしにてー 恥ずかしいんだよ ほんとに

規範を捨てるのではなかったのか 捨てなさい 一般社会など存在しない あるのは個別の事象と個人の思惑だけです

推測厨

推測厨やから人の考えめちゃくちゃ推測してまう 男の人の考え方はもう絶対理解できんから諦められつつある(可能の「れる」) でも女の人の気持ちは分かるって思って推測しちゃうからダメやな、違うかもしれんのに 女の人はこっちが気まずいって思ってる時だ…

嘘っぱちの、最初はゴミだったものから、それらしくまともで血の通ったものを拵えようとするのも面白いかもって思った 幸い、私はがらくたからお気に入りを見つけるのが得意だから ゴミならゴミでゴミ箱へ

贋の天鵞絨に寄せて

例えば今この瞬間「好き」とかほざいてるその口は多分嘘をついてるんじゃないんだと思う。それが本能に言わされていて、対象が代替可能だとしても、とりあえずはその瞬間本当に私が好きなんだと思う。では数多暮らすこの地面の上で、偶々私に出会い、偶々私…

私の精神は誰にも明け渡せないし、誰の手にも負えるはずがないそれだけが明らかで、それだけは明らかにしたくなかった

道化の休日

自意識過剰と言えばそれまでだけど、「面白いね」と言われることが多い、特に初対面。 でも本当は、その場の誰よりも早く恥を捨てるのが得意なだけ、自己開示のスピードがバグっているだけで、実際話していることは何にも面白くないのです。それから、ちょっ…

夕焼けだけあれば何も要らないと感じる 隣にいる人が笑ってくれればそれだけでいいと思う これらの気持ちが何ものにもならなくても

他人事みたいに思える写真、文章ができた時うれしい

私はいろんな形の答えを出せるんだよ、というアピールで必死だった

腹痛と死にたさを間違えてしまう 何もかもが懊悩の先にないといけないのに、信号が私を決定します 私の全ては私の中にありますが、私を決定するのはいつだって他者です 私の行動を規定するのも、私がどんな人間かを決めるのも外界の全てです 私はここにあり…

最低な気分を弔うために詩文をのこしているので、客観的な文脈がなくてもその時浮かんだ言葉をそのままの形に羅列したいのです。自分に報いる。全てはそのためであります。規範に必死に爪を立てるのです。 追記 死化粧は否定しません。何れにせよ土に還りま…

separate room, separate face

欠伸なのか何なのか分からない涙がこぼれていった。私が頬の手術をしている間に、貴方は何処かへ去っていって下さい。 私は頬の手術をやめられないので、この部屋の暗闇が貴方の部屋の其れと同じかどうかは分かりません。ただ其れを愛しています。 私の持つ…

己の信仰

助からないと信じて、それを頼りに諦めを握りしめていたはずなのに。何かの間違いで全てが元通りになる時を未だ期待している自分に気づいて驚いた。最早定位置など初めからなかったのだと思う。なのに如何して。 後悔する方を選ぶのが自分のためだと思って。…

東京2泊3日、なぜか鬱フィニッシュ(笑) 一瞬一瞬はあまりにも輝いていたが、それはそれとして私の精神は全ての事象に耐えきれませんでした。全ての事象が惹起する全ての思考が悲劇的に歪曲しており、そのどうしようもなさに耐えきれませんでした。

ロータリー

東京だから、夏だから、雨だから、そんなのは全く関係なくて本当は私だからなんですけど他の一時的なもののせいにしていないと気が狂うので、皆さんありがとうございます。ありがとうございました。