2023-01-01から1年間の記事一覧

小説

夏に死を思うと突き抜ける清々しさ。 だって、あんな薄水色が、返事もしないのに私を誘 うの。 ロマンスの洪水の中に生育してきた私たち。 いつまでも太宰から足が洗えない。 もうそれを恥じることはない。 居直り、笑い、忘れたふりをする。 そしてじめじめ…

何年間も同じ問いの中にいる

些細なことで情緒不安定になって脳が過剰に働いて、その中で自分なりの不細工な思考が言葉になった時が一番自分を慰めてあげられるから、これからも一生去来する悲しみの中でこうやって生きていくしかない

大して好きじゃなくてもいざ不在を思うと途端に湧くのが執着やからもう何も信じられないです相変わらず恋愛なんか勘違いと暇つぶしにしか思えへんし、そんなんやったらその瞬間の欲望と気まぐれの好奇心とかで言動する方がよほど真実らしいと思いませんか

exclamation!

此奴の心がいま私の方を向いた!と思うことが一番幸せなのです

何をしてくれたかなんて些末なことだ、彼がしてくれなかったこと、彼本人の才能だけに恋をしているんだ。

あーーーーしのかなーーーーて思わせてくれる音楽マジでありがたい

ポルノ

酒はまずい。全然飲めない。調子に乗ってロング缶飲んだらお腹を壊したし、おへその近くに変な赤い模様がいっぱい出てきた。いつものこと!煙草が止まらない。プリーズミーカートン、カートン、カートン。好きな男がバカスカと煙草を吸い、命をすり減らして…

ひとつ

自分の中で気持ちの良い答えが出たり、腑に落ちる回答が得られたりすることがこの人生の至上命題だから、一つ一つのおもいが叶わなくてもきっと大丈夫だ 言い訳ですか

恋愛において、女はどこまでも同志であるし、男は果てしなく宇宙人だ 女が敵になることもあるが、本当の敵はいつだって男だ 全く別の星に生まれた、未知の、とんでもなく恐ろしい存在だ

沐浴 汽水域 蛹化・羽化 私は今変わろうとしている、明らかにこれまでとは別の、目指す形に そう信じたい、そうじゃないとやってられないよ

シーツの上ギター持つ 朝日を浴びた腕が真っ白で、修羅場だった

君の好きな曲聴いて今向かってるよ

毎日昼休みに行ってる公園の灰皿が今日行ったらなくなってた こういうのでまじでめっちゃショック受けるから余計本数増えるねん 繊細さんやから、いじめるな!

はと踏んづけて泣けた 夢だった どうしようもない全部 ちきしょう 靴裏蹴っ飛ばす音響かせに 濡れたトンネルへ行こう ほら 匂いもしない 記憶ない 酸素が失せる 饐える虫もいない ここにずっといたい しばらくは行方不明で皆憧れるかしら 叫ぶ50年 叫ぶ ちぎ…

一つずつ丁寧に「ダウト」と指差すその行為に意味はない

梅雨を迎え 唯物の緑 我々が機械でないことの証明 波に縋る、この震えだけがお前に示す愛

塞ぎ込むほどに、独りよがりなほうの自分のお喋りが止まらなくなる 塞ぎ込むほどに、独りよがりなほうの自分のお喋りが止まらなくなる 湿り切った方の私どうしようもない

The rainy season never ends 和訳

力なく揺れる木々 せっかくの緑が萎びている ねえ、分かるよ あまりにも何も変わらないんだもの 君は言ってたね モリッシーはいかれているって ねえ、分かるよ でも僕も彼と同じなのさ 天才の全てを賞賛するのも 掌を返して嘘つきだと喚くのも なんだか悲し…

泥、風、七月

斜面の凸凹を視線で舐める その目玉を君が舐める 幸い、心にぷすりと穴を空ける 青黒獣はまだ来ない その時のために早く早く 心を枯らしておきましょう もうすぐ会えるから早く早く 目玉も乾かしておきましょう 当該の男、 相変わらずの××ー×× 目も鼻も口も…

酔っ払った ハチゲキをきこうとして、0.9と打ってしまった ちゃんと打ち直して東洋のテクノをきいている ありがとう、「飯でも食って自殺するか」の歌詞に生かされている人は何人もいると思う お酒なんか全然好きじゃないんだ そもそも飲めない体質で、お腹…

絶望を情けなく曝け出していることも、毎日浮いたり沈んだりしていることも、あなたには幼いの一言で片付けられてしまうのでしょう 私だって恥ずかしくて恥ずかしくて、

ひどくあっけらかんとした人を好きになってしまった。 子どもの頃ずっと本を読んでいたこと、概ね良かったと思っているけれど、行きすぎたメタに苛まれるのはこの所為か。 俯瞰しすぎるのは駄目。例えばたった今のこの幸せも、老けた私がしたり顔で「お前、…

水笠通公園

私の毎日がこんな色で、君はどう思うのだろう 思い出は触らないほど綺麗かな 桜が終わって公園には静けさが帰ってきた 雀と鳩と分け合う花曇り 向いてないけどやらなくちゃね 白いマンション達のグリッドは完璧でこわいよ 思い出は触れないほど綺麗だな 日差…

春眠〜脱線

枕という言葉が季語ならば、その季節は必ず春だと思う。 アート紙の冷たい表紙は、春の不透明な重みの澱んだ後頭部にこころよい枕になった。-三島由紀夫「急停車」 三島のように言葉を紡ぎたい。華美で、一文一文が重たい、生クリームのようなテクスト。 文…

本当はブロンがやりたかったけど、明日仕事だから我慢した。 起きれなくて無断欠勤したところとか、仕事で大きな失敗をしたところを想像したら手が出なかった。会社の人はみんな優しい。多分怒られるよりも心配されるだろう。なんで経理になんてなってしまっ…

座礁後三年八ヶ月経過

青いスライム越しの夕方 美しいが息が詰まる あの頃は目に映るもの全てが悲劇へ誘うメタファーだったと、いつかそう言えたらいいね 藤棚の下で守られた気になっていたけど、聖域を侵しているのは私だった 煙も化学物質もいらない 私の頭に合う枕さえあればい…

もうすぐ24歳

おんぼろのからだおんぼろの人生で愛する気持ちだけピカピカだ

メモ、蜜柑

8分の12拍子で並木道を歩く 私は依存症 なんでもいいの暇が潰せたら すぐ手放せるよ 君も気晴らし暇つぶし 叫ぶ代わりに恋をしている 踏み潰すために作る砂の城 ぺしゃんこになる前に溶けていった 気晴らしのため蔑ろにした思い出 確かにちゃんと見えるのに …