doorの前にて

所詮何を言ったってこの薄ぼんやりした視界から見える何もかもがひどく頼りなくて、だから思考も靄がかって拠り所がないし、こんなので大人に近づけるわけがないけど、ここしばらくのテーマは惑わずに生きたいということで、しかしこんなに難しいことはないので、おそらく一生の課題になるかもしれない 何をどうすると安心して生活を送られるのか、誠実に人と関わっていけるのか、それを模索するのは実はそんなに苦でもなく、むしろ少しずつ楽になっていく感覚がある 霞の中を歩くような心持ちで日々を過ごしているけど、それでも少しずつこつを掴むように毎日を過ごして、いつのまにか動じない精神に近づけているといいなあ 落ち着いた人間は何においても無敵だから