横顔

暗い海 温い風の中で光る橋を見ていた

乱視のあなたには多分もっと綺麗に見える

これはあなたへの一方的な愛

引っかかっている月も本当は神様の爪痕なのかも

破けた向こうには酸素がないらしい

言葉も、人間の知るものは何もかも

 


変なところだけ辻褄を合わせる

全て見当違いな私もあなたを見つけたことだけは本当だよ