私は知っている。貴方が私をやめられないことを。それを恋と呼んでも別にいいけど、火をつけたばかりの煙草を吐き出してしまったような中途半端、勿体無さそれによる執着と何が違うのかな。

私は知らない。貴方が訳文のような文章を書くわけを。きっとね。賢い貴方は難しい外語の学術書を日々読んでいるでしょうから。でも知らない、貴方のことなんて何一つ。

実はこれらの貴方はそれぞれ違う人で。違う人で良くって、私は嘘をついても良くって、これが終わったら夜中にお風呂に行っても良くって。そう、私は詩を書いても良いのだと。あまりにも何も知らなかった!私は人より知るのが遅かった。でもそれでも良くって。